職業訓練へ行くと、一日も休んではいけない?先生に怒られるの?
こんな疑問を持つ方が見えると思います。
実際は、訓練を休んでも、早退してもOKです。
賢く制度を利用するために、休み方を紹介していきます。
今回は失業手当をもらう前提でお話しします。
職業訓練は休めるの?
欠席理由と欠席時間がポイント
職業訓練はいつでも休めますが上記2点に注意が必要です。
欠席理由とは
欠席理由は「私用」と「やむを得ない理由」の2つがあり、「私用」の欠席ではお金がもらえません。
休むなら「やむを得ない理由」のみで休みこと
- 病気・けが
- 冠婚葬祭
- 面接
- 資格の試験
があてはまります。以下詳しく見ていきます。
私用なら、早退を推奨します。
病気・けが
病院の領収書や薬の袋のコピーを提出します。
1日休みたいなら、その日の領収書のコピーでOKです
発熱などで数日休む場合は、数日分の薬が分かる袋などを提出すれば、1回の受診で数日休めます。
4日以上の休みは医師の診断書が必要なので、病気・けがは連続3日以内に収めたいです。
歯医者や接骨院への通院は私用欠席になるので注意が必要です
冠婚葬祭
基本的に親族のみ対象です。
友人の結婚式などでは適用されません。
面接
自分のコースと関係のある仕事でないと適用されません。
プログラミングコースで小売業の面接を受ける等、訓練の内容と仕事が違う場合は私用の欠席になります。
また、半日で帰ってこれる場合は午前、午後どちらか授業に出席する必要があります。
面接先に「面接証明書」を書いてもらい、訓練所に提出します。
資格の試験
面接同様に、訓練のコースに則した試験のみ対象です。
受験票のコピーを提出します。
欠席時間とは
職業訓練は全体の8割を出席する必要があります。
2割以上休むと強制退校となります。
筆者のポリテクセンター(6カ月)を例にすると
119日×0.2=23日
筆者の場合は、23日以上休むと退校になります。
欠席時間は「私用」「やむを得ない理由」どちらともカウントされます。
正当な理由があればお金はもらえるが、欠席数はしっかりカウントされます。
就職のためたくさん面接に行くと、アウトになる可能性があるということです。
ここには納得していない受講生の方も見えました、、、
休みのカウントは自分ですること
学校によっては、出席日数が少なくなると先生から警告の話があります。
しかし、訓練後半には面接や筆記試験などの就活時間が増えてきます。
出席日数が足りずに、就活できなくなると本末転倒なので計画的に制度を利用しましょう。
連休には注意が必要
土日や連休を挟んで休む場合は要注意です。
こんな感じで休むと
欠席で休日を挟むと、オセロのように手当がもらえなくなります。
旅行などで連休を取る際には注意したいです。
約2万円のお金がなくなるかもしれません、、、
おわりに
職業訓練を休むには、デメリットがしっかりと存在するので内容を把握したうえで休まれることをおすすめします。
後編にて紹介しますが、早退なら理由は関係なく手当を受け取ることができるので後編をご参考ください!
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