ポリテクセンターはコースの授業だけでなく就職支援も行っています。就活の際に相談できる相手がいることは心強いですよね。
ポリテクセンターを卒業して就職をした筆者が、ポリテクセンターの就職支援(キャリア支援)についてお話していきます。
ポリテクセンターについてはコチラ
職業訓練所は卒業生が多いため地元企業の口コミを持っています。アドバイザーと仲が深まれば自分に合うか聞くこともできますよ。
この記事はポリテクセンターの就職支援について気になっている方のオススメです。
- 就職支援の質は高い?
- 専門の先生はいるの?
- 支援を受けてみてどうだった?
こんな疑問にお答えします!
ポリテクセンターの就職支援について
就職支援は入所後すぐに始まる
ポリテクセンターには就職を担当するキャリアアドバイザーが在籍しています。
アドバイザーと定期的に講義や面談を組まれて、就職の準備をしていきます。
私が入所したポリテクセンターは就職について厳しく言わず、自由な感じでした。就職も自分のペースで進めていきます。聞きたいことがあれば随時聞きに行くスタイルです。
強制の講義が数回で、後は自分から動かないと支援はもらえませんでした。
キャリアアドバイザーがやってくれること
●就職講義(キャリアの棚卸)
入所後すぐにキャリアの棚卸をする講義があります。キャリアシート等の資料をもらい履歴書を書く前段階の準備に入ります。また履歴書の書き方などの講義もあります。
●履歴書の添削
必ず提出を求められます。入所後2カ月ぐらいでした。添削1回目は強制でしたが、その後は直したい方が各自提出して書き上げます。
●3者面談
コースの授業担当とキャリアアドバイザーと3者面談をします。希望の就職先はどこか、不安に思っていることは何かを聞かれます。私は6カ月の期間で3回実施しました。
面談の雰囲気は明るく、不安なことや分からないことを質問されました。
●個別面談
キャリアアドバイザーとの面談です。どんなことでも相談できますので積極的に活用しましょう。顔を覚えてもらえると、求人の紹介も貰えるようです。
また卒業生がたくさんいるので、就職先の口コミなども持っています。応募先の企業はどんな印象か聞けることも大きなメリットです。私も応募先がどんな所か聞くことができました。
キャリアアドバイザーの支援で一番良かったこと
支援を受けてみて一番良かったことは
自分の代わりに、応募先の企業へ電話してくれる
応募にあたって募集要項の確認や見学の有無などの交渉をしてもらえることです。自分で電話すると緊張したり、うまく話せないこともあるので本当に助かりました。
「募集要項では○○の経験が必須ですが、訓練に行っているので応募できますか?」ということを筆者は頼みました。結果は応募OKとなったので絶対に活用したい内容です。
他の訓練生は応募先の工場見学の有無について問い合わせをしてもらい、見学に行っていました。
ネット求人やハローワークなど、どの求人でも対応してもらえます。
企業からオファーがもらえる
ポリテクセンターのHPに訓練生のプロフィールを公開して、気になった訓練生へ企業がオファーをする制度があります。
プロフィールは名前などの個人情報は無く、職歴と資格、希望職種を記載したものです。
これを掲載して気になった訓練生へ企業からオファーが来ます。
ご縁はありませんでしたが筆者は10社程オファーをもらいました。
ポリテクセンター専用求人がある
件数は少ないですが、ポリテクセンター限定求人があります。訓練生から欲しいと求人を出される会社もあるようです。ライバルが少ない選考になるので就職のチャンスです。
また不定期に企業説明会があります。企業の方がポリテクセンターに見えて直接話が聞ける場です。
就活専用の部屋がある
ハローワークの求人情報とつながっているパソコンがあります。ハローワークへ行かず求人検索ができるようになります。
履歴書の印刷などの利用もできるので便利です。
就活は転職サイトやエージェント、ハローワークを利用する
特にポリテクセンターからこれを使って就活してくださいと案内はありません。
前述のように応募したい企業への対策などの支援はありますが、まずは求人を探してくる必要があります。
ハローワークだげでなく転職サイト、エージェント等を利用して幅広く情報収集する必要があります。
まとめ
ポリテクセンターの就職支援は強力なものであり納得できました。
筆者も応募の際に電話してもらったり、履歴書を添削してもらったりと支援してもらいました。
キャリアアドバイザーと積極的にコミュニケーションを取ることで良い結果が出ると思います。
まったく就活をしていないと卒業が近くなって一人で頑張るしかありません。
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